「人生100年時代」と言われるようになりましたが、本当に大切なのは長生きすることではなく、健康で自分らしく生活できる期間を長くすることです。
旅行やゴルフ、買い物や趣味をいつまでも楽しむためには、「健康寿命」を延ばすことが欠かせません。
この記事では、最新データをもとに健康寿命の現状と、健康寿命を延ばすために必要な運動習慣や「貯筋」の重要性について解説します。
健康寿命とは?
健康寿命とは
健康上の問題によって日常生活が制限されることなく、自立して生活できる期間を指します。
最新データでは、
平均寿命(2024年)
- 男性:81.09歳
- 女性:87.13歳
健康寿命(2022年・最新公表値)
- 男性:72.57歳
- 女性:75.45歳
となっています。
つまり、平均すると男性は約8.5年、女性は約11.7年、何らかの健康上の問題を抱えながら生活している計算になります。
以前と比べるとこの差は少しずつ縮まっていますが、人生の最後まで自分の足で歩き、好きなことを楽しむためには、さらに健康寿命を延ばしていくことが重要です。
健康寿命を縮める原因とは?
厚生労働省の調査では、介護が必要になった主な原因として、
- 認知症
- 脳血管疾患(脳卒中)
- 骨折・転倒
- 高齢による衰弱(フレイル)
- 関節疾患
が上位を占めています。
この中でも、骨折・転倒、フレイル、関節疾患は筋力やバランス能力の低下と深く関係しています。
つまり、適切な運動を継続することで予防できる可能性が高い原因が数多く含まれているのです。
さらに、近年では定期的な運動が認知機能の維持や生活習慣病の予防、脳卒中リスクの低減にも役立つことが報告されています。
加齢で衰えるのは筋力だけではない
年齢を重ねると筋肉量は少しずつ減少します。
それ以上に低下しやすいのが、
- バランス能力
- 瞬発力
- 歩行能力
- 持久力
です。
「何もないところでつまずいた」
「階段が怖くなった」
こうした変化は加齢による身体機能の低下が原因かもしれません。
特に女性は骨粗しょう症になりやすく、転倒による骨折が寝たきりのきっかけになるケースも少なくありません。
現在では、このような運動器の衰えをロコモティブシンドローム(ロコモ)、筋力や活動量の低下をフレイルと呼び、健康寿命を縮める大きな要因として注目されています。
筋肉は何歳からでも増やせる
「もう歳だから筋肉はつかない」と思っていませんか?
実はそれは誤解です。
研究では、高齢者でも適切な筋力トレーニングを続ければ筋肉量や筋力は向上することが分かっています。
もちろん若い頃と同じスピードではありませんが、身体は年齢に関係なく刺激に反応します。
始めるのに遅すぎることはありません。
健康寿命を延ばすカギは「貯筋」
私たちが将来に向けて貯金をするように、筋肉も「貯筋」しておくことが大切です。
普段から運動している人でも、病気やケガで入院すると筋力は短期間で低下します。
しかし、もともと筋肉量が十分にある人は回復もしやすく、再び自立した生活へ戻りやすい傾向があります。
反対に運動習慣がない人は、筋力が大きく低下し、そのまま歩けなくなったり、介護が必要になったりするリスクが高まります。
だからこそ、元気な今こそ「貯筋」を始めるタイミングなのです。
今日からできる健康寿命を延ばす習慣
健康寿命を延ばすために、特別なことをする必要はありません。
まずは、
- 週2~3回の筋力トレーニング
- 毎日よく歩く習慣
- 階段を積極的に使う
- ストレッチやバランストレーニングを取り入れる
- 十分なたんぱく質を摂取する
このような小さな積み重ねが、5年後、10年後の身体を大きく変えていきます。
まとめ
健康寿命を延ばすことは、人生の楽しみを増やすことにつながります。
運動は介護予防だけでなく、認知機能の維持や生活習慣病予防、ストレス解消にも効果が期待できます。
BEST FEEDでは、60代・70代からトレーニングを始めた方も多く、年齢に合わせた安全なプログラムで筋力づくりを継続されています。
何歳から始めても遅くありません。
試合で、競技で、日常生活で、そして人生そのものを楽しむために、今日から「貯筋」を始め、生涯現役を目指してみませんか。



